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アナウンサーブログ

「城山」ナイト・トレイルへ

プライベート 2022/03/13

山の中は本当に真っ暗闇

平年より雪が多かった今冬。残雪を気にしつつ、ことし初めてのトレイル・ランニングをしてきました。スタートは、エブリィの放送を終えた5時間後の3月5日(土)午前0時。真っ暗な中から走り始め、夜が明けるまで走り続ける“ナイト・トレイル"です。


連絡橋の整備工事現場入口


城山の尾根づたいを往復するコース

コースは、官製談合事件で揺れる富山市「呉羽丘陵フットパス連絡橋」工事現場入口近くにある「呉羽丘陵多目的広場(駐車場)」から南側の「城山(標高145m)」を経由して、南端の「御鷹台(北陸道そば)」を折り返す往復約11㎞。これを周回します。


駐車場は日中より車が多い!


連絡橋工事のためフットパスが通行止めで、まずはロードを走る

午前0時前、駐車場に集まったのは男女20人弱。案外多いことに驚く(みんな好きだな)。当然、街灯はないのでヘッドランプを着けて走ります。最初の周回は「全員一緒にやわやわ行きましょう」と聞いていましたが、まさかのハイペースで最後尾に。この日の目標は、ゆっくりでも、とにかく長い時間、体を動かし続けることでしたから慌てません。


スタートしてしばらくは雪がない


次第にコース周囲に雪が現れる


残雪の上を歩くコースも所々にある

2週回目からは、それぞれのペースで走ります。夜明けまでは6時間ほどあり、写真も撮りながらマイペースで。最初、コース上には雪がなく全く問題なかったのですが、しばらくすると周囲には残雪が、さらに進むとコースまで雪に覆われていました。


夏道用のトレイルシューズに防水ハイソックスを履く

踏み固められた雪上でのトレイルシューズは滑る、滑る。特に下りは怖い。さらに所々にある泥の中の水溜り。シューズはびしょ濡れでしたが、足の中はとても快適。実は、今回初めて試してみたのが防水ハイソックス。ラン仲間が購入し「いいよ!」と言うので購入してみました。シューズに雪が入った時は冷たく感じますが、足が濡れることは一切ありませんでした。普通の防水ソックスは持っていましたが、ハイソックスタイプは初めてで、ピッタリしているので“ふくらはぎ"のサポート効果もありそうでした。


富山市の夜景(午前2時半ごろ)


テレビの電波塔(中央がKNB)

コースの途中では梢の間から富山市の夜景が俯瞰できます。ふいに思い浮かんだのがウクライナのこと。灯りを消して息を潜めるも、所々で戦火が上がるテレビで見る光景。どうにかならないものか、戦争の不条理に心がざわつきます。城山にあるテレビ各社の電波塔は、普段通り赤い点滅を繰り返し、平和であることをいつも以上に感じます。だけど、何もできない自分がもどかしい。


明けの明星(写真中央やや右斜め上)


雲の上から朝日が昇る(午前6時45分ごろ)

朝の気配を感じたのが、午前5時半ごろ。東の空にひときわ輝く明けの明星(金星)が浮かんでいました。夜明けです。不思議なもので、俄然やる気が出てきます。太陽の力を感じる瞬間です。午前7時前、雲の切れ間から朝日が昇っていました。


走り始めて約8時間が経過したころ


竹でできた天然の"茅の輪くぐり"のよう

この時点で4週回目(約44㎞)。他の仲間はほとんど帰宅の途に。夜通し走ることが目的だったので、いつ止めてもいいのですが、せっかくのロングラン、天気もいいのでもう少しと欲張ります。登りはほぼ歩き、下りの緩い坂は小走りでしたが階段は歩いて降りました。


本格飛散が始まり枝先が赤くなって見えるスギ


今季初の黄砂で遠くがかすむ景色

夜が明けてから出た症状が鼻水とくしゃみ。スギ花粉症です。数日前から本格的な飛散が始まったと県が発表していて、例年のことながらその洗礼を受けました。もう一つの春のやっかいもの、黄砂もこの日、初飛来しました。
日が高くなるにつれて日本海低気圧の影響で南風が次第に強くなり雲行きが怪しい。寒冷前線の通過による雨が迫っていることを感じます。

結局、5周回、約55㎞で終了。途中の休憩も入れて走った(歩いた)時間は11時間あまり。登った累積標高は1周あたり600mなので合計3000mと、富山湾から雄山山頂(3003m)に至るくらいになりました。


3週回目の途中で

実は、4月下旬に開催の富士山の周囲を巡る“UTMF"(ウルトラ・トレイル・マウント・フジ)にエントリーしています。距離165㎞、制限時間45時間、2000人以上が走る国内有数のトレラン大会。新型コロナの感染防止対策を講じて3年ぶりの開催になる予定です。

その練習を兼ねての“城山ナイト・トレイル"でした。背負ったバッグの重さは約3㎏と負荷をかけて実戦を想定。足は売り切れていなかったと信じていますが、UTMFでは、この3倍を走らなければならないと思うとめまいが・・・。さらに、翌日は、久しぶりの筋肉痛で階段がさっと降りられず情けない姿。明らかに"完走:黄信号"を自覚しました。

そこで、この2週間後は、“二上山ナイト・トレイル"(12時間走)を敢行し、もう少し距離と時間の耐性をつけるつもりです。
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